Portovenere 番外編

ポルトヴェネレはゆっくり歩いても1時間かからなそうな町。大きさとしては、チンクエテッレの小さな町(リオマッジオーレ、マナローラ、ヴェルナッツァ、コルニリア)ぐらいの大きさです。多分、駆け抜け観光する人がほとんどなので、宿泊施設も限られてます。私がこういう小さな町に泊まるのは、フォトジェニックな光景を大雨で逃したり、午後の光で逆光だけで色が綺麗に見えなかったり、観光客があるかなさそうな小道を探索するからです。

実は、ポルトヴェネレのホテルを探すと隣町のレ グラッツィエのホテルが結構出てきます。特にオフシーズンのこの時期、ポルトヴェネレのホテルは限られており(休業中)、私もだいぶ悩んだのですが、やっぱりポルトヴェネレ内で見つけました。結果からいうと、私の個人的見解だと大正解。ラ グラッツィエにも行ってみたのですが、ラ グラッツィエの方が大きい町で、車も乗り入れられるほど。3つ星の数階建てのホテルもいくつかあって、大きめのクルーザーが泊まってたり、シップヤードがあったり。でもこじんまり感や、ご飯食べる場所や、お土産物屋などは、オフシーズンを考慮しても圧倒的にポルトヴェネレがいいし。フォトジェニックさは比較にならん。

でも2泊するんだもんね。午前中いっぱいポルトヴェネレで遊んでも、数時間ラ グラッツィエに行ってみることが出来る。で、行ってきた。テクテクで。

多分、どう考えても、日本人ならバスで行く4ー5キロのコース。途中ですれ違ったのは、歩く事に重きを置いてそうなヨーロピアン夫婦とランニングするおいちゃん。

バスで6分。歩いて40分。
先ずは、ポルトヴェネレを海沿いにテクテク歩いて行く。
カモメさん、人馴れされてます。
釣りをする若者。
こんな小さな小さなところ。ポルトヴェネレの中心からゆっくり歩いても10分ぐらい。いいお散歩です。ワンコ連れて来ている人がいっぱいで、秋田犬見たときは「あら!」と日本人見かけたぐらいの親近感湧いたり。でもあの秋田犬ワンコ、イタリア育ちですから、日本の事はご存じないわね〜。とか思いながら、ここから上道(山みち)に出る階段を探す。
階段登り切って下見るとこんな感じ!
入り口にはこんなサイン。めっちゃマーレ!って書いてあるから帰りも迷わない。そして登り切った丘から振り返ると、トップ画像の絶景が見える。ポルトヴェネレは右側の岬を曲がった所です。

車しか通らなさそうな道をひたすらテクテク。そうすると!
看板ありました!見えた!
レ グラッツィエ!
ここまで来たら、そろそろ海際に降りられそうな階段を探します。
緩やかな階段を降りて…
こんな感じ場所に出ました。ポルトヴェネレよりも圧倒的にクルーザーがいっぱい。
水はやっぱり透き通ってます。
向こう側に見えてるのは教会。
可愛らしい、小さな町でした。帰りは同じ道を戻りました!

夜のお散歩はしましたよ!ポルトヴェネレ。ご飯食べに出ただけですが。
夜ご飯場所を探してウロウロする人々。
夜のサン・ピエトロ教会。
夜の港。

寒かったです。夜。

Almost a solo traveler

カメラを持っていく、 旅(の計画と記録と記憶の)ブログ。 写真ブログ。 多分ほぼほぼイタリア。

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