Genova(ジェノヴァ)でジェノヴェーゼ
ジェノヴァでジェノヴェーゼ!下らんと思った人(笑)!下らなくないです。大事です!
イタリアにはイタリア料理はないって言われてます。イタリアには中世の頃からの世界遺産が山ほどあるし、歴史古いんだろうな〜と思いますが。イタリア自体は、現在のイタリアに統一されてイタリア王国になったのは1861年なのですね(共和国になったのは1946年)。その前は、7つぐらいかな?の王国でした(サルデーニャ、トスカーナ、パルマ、シチリアなど)。もちろんその前はもっとそれぞれの王国に分かれてたわけで。それぞれの地方や街の食べ物があちこちで食べられるようになったのは割と最近のことなのですね。なので、ものすごい観光地で、番人の観光客向けのレストランならボロネーゼもカルボナーラもありますが、それぞれの街のトラットリアに行くと、その土地の食べ物しかない。なので、その土地の名物を食べるのがとーっても重要なのです。
で!今回はジェノヴェーゼソース!!!ジェノヴァの名産で、バジルと松の実オリーブオイルのあのバジルソースですね。日本で食べると、なかなかフレッシュなソースではないですが、現地はまあどこで食べても、フレッシュソース。
そして、リグーリア特有のこのネジネジのパスタ、トロフィエでジャガイモとインゲンと出てきます。もちもちのパスタとバジルの香りがマッチして………すみません、私は個人的にトロフィエが苦手でした。
最初にこのトロフィエのパスタ食べた時、あれ、私、バジルソース嫌いだったかな、と思ったのです。で、その後、バジルソースを別のパスタで食べたところ美味しすぎて、バジルソースにハマりました。
これです。ネジネジのトロフィエ。リグーリアのパスタなのでどこでも売ってます。もちもち食感が好きな人はきっとハマるでしょう。
そして、ネジネジ以外のパスタはないのか!と思ったらもうひとつありました。トロフィエほど出会いの頻度は多くないですが、トレネッティというパスタ。リングイネっぽい感じ。ちょっと平べったいけど、タリアテッレほどでもフェットチーネほどでもない平べったさ。伝わるかな。これもリグーリア代表のパスタ。そんなわけで、メニューでトレネッティのバジルソースあるかな、と探しながら数回食べました。
そして、ポルトフィーノのお高かった素敵なリストランテ。ここのメニューにはバジルソースのパスタと書いてあったので、トロフィエ苦手で平べったいパスタがいい。って言ったら「ラザニアのパスタはどう?」と提案され。すんっごい斬新な一皿に!!
どーーーーーーん!バジルソースラザニア!!!うんっめーーーーーー!ラザニアパスタ、バジルソース、パルミジャーノレッジャーノ、ラザニアパスタ、バジルソース、パルミジャーノレッジャーノ。の繰り返し。ナイフとフォークで層を切って食べた。まじうんめーー。
よって、バジルソースは現地で食べるとうまい!自分の好きな種類のパスタと食べたら死ぬほどうまい!という結果です。
お家に帰って買ってきたバジルソースにフレッシュなバジルを潰して足して作ったら、なかなか美味しいものができました。フレッシュなバジルがポイントですな。
現地で勇気ある人は、パスタの変更をお願いするのもいいかも。場合によっては「はあ?!」という顔をされることもあるかもですが…「そばが苦手だから、鴨そばをうどんで」みたいなことかしら…
ひとつ食べ損ねたパスタが。ポルトフィーノではバジルソースとトマトのソースを合わせたものが、ポルトフィーノソースとしてメニューに出てました。トロフィエと合わさっていたのと、お店が満員だったので諦めたのですが。誰か食べてみてどんなのか教えてください。
0コメント