Venezia(ヴェネツィア)のフォトジェニックな本屋さん

リグーリアひとり旅、次はポルトヴェーネレなのですが。ちょっと休憩して、ヴェネツィアの意外なフォトジェニックスポットを紹介します。
Libreria Acqua Alta。カステロ地区にあるのですが、サンマルコ広場から近いので、ぐるぐる迷うこともなくたどり着きました。

そもそもの建物も斜めってる感じです。
雑然と積み上げられた本や絵の上に看板猫の黒猫ちゃん。
中に入っても、絶対探してる本は見つかるまいという積み上げ方で置いてある本たち。観光スポットになってるので、Welcome to the most beautiful bookstore in the worldとかそこかしこに書いてある。本棚の代わりに店内にある船やゴンドラにわっさーと本が入っている。

レジには、海賊の船長っぽいハットを被ったおじいちゃんが居て、入ってくる観光客に「奥に行くと面白いよ」とか「イタリア男には気をつけるんだよ、ベッラ。みんなカッサノーバだからね」とか話しかける。「あなたもカッサノーバなんでしょ」と突っ込んだら嬉しそうに「おお、そうだとも。俺もカッサノーバだ。愛してるよ、ベッラ」と返事来ました。ベッラとは美しい人、という意味です。

店長のご挨拶トークを終えたので、遠慮なく写真撮らせてもらうです。奥に行けっていうてたので。まっすぐ奥へ。
あの「凄い」って文字がフォトジェニックじゃないですが、しょうがない(笑)。

じゃーーーん。
アクアアルタ、高潮に沈んだ本が積まれた階段。上に登るといい景色って書いてあるから、登ってみたけれど、大していい景色じゃなかった。
中に戻ると左側にも通路があってバスタブにわっさーと本が。
そして、そのままカナルに繋がっている。
多分ここもアクアアルタで多少濡れるのね。

カッサノーバなおじいちゃんにありがとう、愛してるよのやり取りをして後にしました。満足。大満足。かわいい、フォトジェニックなヴェネツィアの本屋さんでした。

Almost a solo traveler

カメラを持っていく、 旅(の計画と記録と記憶の)ブログ。 写真ブログ。 多分ほぼほぼイタリア。

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