タオルミーナで満腹
久々に飯テロしましょう。
美味しいご飯にありつくコツですが。カン…と、泊まってるB&Bあるいはホテルのおススメです。ホテルの人は私が泊まれる宿の予算を知っているわけです。ですので、私が出せそうな予算のいいご飯屋さんを紹介してくれます。
いい歳なので、私の旅は節約旅ではありません。時間と安全は金で買う、が方針です。ひとり旅だし、限られた時間を有効に使いたいので、そう言うことに出し惜しみしないのです。
ご飯も美味しくないところで毎食満腹にするなら。お昼は抜きで夜に集中。なんならこの夏旅は昼とおやつにグラニータとブリオッシュで過ごして、夜に好きなもの食べてました。
なので、まあ中堅値段のご飯屋さんで大満喫した二店、おススメします。2回ずつ行きました。私は気にいると繰り返し行くのです。
モダンな感じのリストランテ。魚介ならここよ、とB&Bのオーナーがススメてくれたところ。シチリア料理をモダンにアレンジした料理でした。
前菜は赤エビのカルパッチョ、アボカドのミントフレーバー。アボカドとミントと生のエビやで!この赤エビ、甘エビと同じような甘みのあるエビでシチリアではよく見るので好んでこればっかり食べてました。プリモにロブスターのタリアテッレ!しっぬー!うんめー!
あんまり美味しかったので、その夜に、明日も予約したい。ってその場で翌日の夜を予約。
翌日は、またしても昼はグラニータで夜のためにセーブ。
じゃじゃーーーん。1人で食うのか!って感じですが。ええ。食べました。
そして、シチリアのイカスミパスタ。イカスミパスタの元祖はベネチアのトラットリア アラ マドンナとどっかで読んだけれど。また違う。シチリアはバターの風味が濃厚で、リコッタチーズをちょっとだけかけて食べる。これもおいしーーーい。
そして2つ目。
オレンジの木が庭いっぱいのステキなリストランテ。デジャヴに比べるとローカル感強めなトラディショナルな感じ。ウェイターのおじちゃんが子供好きで風船アート作ったり子供用に何か持って来たり、ファミリーウェルカムな感じ。デジャヴはそう考えたらデート用かな。
このリストランテのいいところは真面目なところ。私が行った6月は近海のマグロ漁が禁漁時期でした。とりすぎを避けるために禁漁されるんですね。でもシチリアの旅中、マグロがメニューになかったのはここだけで、「禁漁中だからね、今ないから、別の魚で代用してるよ」との事。あとで知り合いのシチリア人に聞いたら、実際禁漁をちゃんと守る漁師は少ないし、リストランテも取り締まりがあったら罰金払うけど、ほとんどは無視して買って出しちゃうそうなのです。
こんなところにも好感が持てて、2回来ちゃいました。
パルミジャーナ コン スパーダって言うてたので、なすの重ね焼き、カジキマグロ入り。これだけで腹いっぱい。でかい。
そして魚介のスープ。すんごい魚介が濃厚。魚介食べたいけど、リゾットかパスタか…って悩んでたら、パルミジャーナが大きいから、パスタも米もないスープがあるよって言われたけど。スープデカかったあ!
これは別の日。ハート型になったカポナータ。安定のカポナータ。そして、大安定のロブスターパスタ。
おいしかったーー。
以上、メシテロでした。
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