Lerici(レリチ)の何度も通いたいトラットリア
今回の旅で1番大当たりのトラットリア。最初の夜に行って、あまりに好きすぎて翌日の晩御飯も予約してしもた(笑)。
イル フラントイオ。
開店30分でもう満席でお断りするぐらいの人気店だったもよう。かしこまりすぎた感じではなく、ちょっとワンピースきておしゃれした子供や、ジーンズでも大ぶりのアクセサリーで全然気軽に入れる感じ。
「1人なんですけど…」と控えめの入ったら、まだ回転してすぐで、店全体が見渡せる角の席に通された。1人の時にお店の真ん中だと所在ないし、こういう席ありがたい!
メニューを見て、今日はコレだ!と決めたのがクルド ディ マーレ。お刺身の盛り合わせですね。これで一人前です!!!日本のお刺身にはない、エビが3種類という豪華さ!オリーブオイル、レモン、塩胡椒が出てきて、自分で味付けする。私は海の塩味だけで十分なので、あとはレモンで食べた。と溶ける甘いエビちゃんがもう!!!
セコンドに白身のお魚食べたいと相談したら、今日は地元のお野菜と一緒に出すおすすめがあるとの事。地元の白身のお魚って言われました。これがもう、バリうま。野菜が1つ1つ別に調理されてるんです。1つ1つの野菜が濃厚で美味しくて、それにお魚のさっぱりした味。最高です。
1人には多いようなアンティパストをぺローンと食べて、その後セコンドもパクパク。
ドルチェもいただきますとも!オススメは?と聞いたら、一通り説明してくれた後、パイ生地みたいなサクッの間にカスタード。そこにチョコレート。冬ならではのデザートで、いいチョイスでした。店員さんありがとう!!!
そして、イタリア料理の最後に時々出てくるリモンチェッロというリキュール。特にアマルフィの特産品なので、ナポリのあるカンパーニャ州の旅ではほぼ毎日ディナーの最後にショットでいただいてました。
リグーリアでは、チンクエテッレの特産品なのですが、アマルフィではリモンチェッロという名ですが、チンクエテッレではリモンチーノと言います。リモンチェッロより酸味が少しある事が多い。
それを実験的に、角砂糖スタイルで95度のスピリッツで出したそう。
うおおーーー。燃える。うんめーーーー
満足すぎて、「あのー。明日の予約もしちゃっていい?」と聞いたら「もちろん!同じ席にしましょうか?」とでっかーい予約帳につけてくれた。
そんなこともあり、翌日は昼抜きで15キロ以上歩いてお腹を減らし、いざ!!!
この日はさらに混んでた。私が入ってからもひっきりなしに客が来て、あっという間に予約席も含めて埋まってしまい、それ以降はお断りしてた。おひとりさまなので、テーブル単価下げて申し訳ない。でもがっつり食べるから。そして飲むから!
あ、そう。私、大概一緒に飲んでます。
この日はリグーリア最後だったので、大好きなタコのリグーリア風サラダにしました。ここではオレンジソースと合わせるというアレンジ。美味しいです。タコ!!!
やっぱり白身のお魚が良くて聞いたら、トマトとオリーブソースがあるよ、と。これ!!!激ウマ!!!にんにくで香りづけした多めのオリーブオイルにトマト、オリーブの実、茎付きケイパーのソースで白身のお魚を頂く。イタリア版のあっさりしたアヒージョにような感じでは、バスケットに入ったパンでソースも残さず食べちゃった。
お店のお兄ちゃん(前日にケーキオススメしてくれて予約してくれた人)にどうだったと聞かれて、「すんっごい美味しかった。ケイパーよね?ケイパーっぽくなかったけど」と聞いたら、瓶詰めでよくあるものではなく、茎付きのやや浅めにピクルスされたケイパー使ってるとの事。
ケーキは。ええと。美味しいアップルケーキですた。
お腹いっぱい。また行きたい。時間、またチンクエテッレとかポルトヴェネレあたりに泊まったとしても、ここにご飯食べに来たい。
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