Parmigiano-Reggiano (パルミジャーノ レッジャーノ)ができるまで
ボローニア、パルマ、モデナは美食街道と言われるぐらい美味しいものの街。ボローニアのハムやソーセージ、パルミジャーノもハムや、有名なパルミジャーノ レッジャーノ チーズ。モデナのバルサミコ酢。ワイナリーも沢山あるし、ボローニアが肥満の街と呼ばれるのもわかります。
この旅の計画を立てていた時に、最寄り街で面白そうなものを探してたら、美食ツアーに引っかかりました。
内容、金額ともに納得できるものを探したら、個人で、地産地消を薦めたい人が英語でツアーを組んでいて、割とフレキシブルに対応してくれそうだったので、このプライベート ツアーに決定。友人とシェアで行くことに。
パルミジャーノ レッジャーノがズラーッと並んでいる写真が撮りたくて、楽しみにしていたのに。飛行機でうつされたっぽい風邪だか扁桃腺炎だかで途中でダウンしてしまい、友人をパルマに残して一人でボローニアまで帰って来ました。
そんなわけで、友人のをわけてもらった写真です。
牛乳を巨大鍋で温める。
ホエイを入れたらちょっと固まってきた。
父ちゃんと長男が布にうまいことまとめました。
水切り中。この辺で牛乳の蒸気にやられて具合の悪かった私の緑色具合がマックス。風に当たってくると、外に何度も出る事に。
枠に入れて、上に日付スタンプを押す。
水が抜けたら、型から取り出して、今度は塩水に漬ける。塩が満遍なく入るようにコロコロするそうです。
そして熟成。1日一回ぜーんぶ裏返してコンディションチェック。最近はコロコロマシーンがあるようです。
中にヒビが入ったのは、砕いて粉チーズにする用なので、わかるようにスタンプ。
パルミジャーノ レッジャーノはこの地方で作られ、厳しい基準を超えたもののみが名乗れる称号です。純正のパルミジャーノ レッジャーノにはこの黒丸にチーズ、黄色い文字でparmigiano reggianoと書かれたもののみです。偽物に注意して!とマンマが言ってました。
ここは家族経営で、父ちゃん、マンマ、ニイちゃんとオトウトの4人で365日休みなしだそそうです。それなのにこのひとかたまりで5ユーロほど。シンガポールの高級スーパーで値段を見たら3倍でした。いいのか!もっと高くなくて!!!
マンマ曰く、このまま食べるときは、包丁ではなく、アイスピック的なもので一口大に割って食べて、との事。それにアンティークのバルサミコ酢やハチミツを添えるのがオススメだそうです。
下はハムを作るおじいちゃん。
ドデカソーセージも。
そしてこれがおいしーハムやソーセージになるんですね。
美食街道に行ったら美食ツアー試して見てください。
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